2023年11月24日

実のところの経歴

実は僕、以前は医学部に通っていたんです。
家族からは大きな期待をかけられ、東京で一番良い医学部予備校にも通わせてもらって、医者という夢を追いかけていました。
でも、途中で自分には合わないと感じ、中退という決断を下しました。
医者になる道をあきらめて、電気工事士になる道を選んだんです。

この決断は、両親にとっては衝撃的なものだったと思います。
一生懸命働いて、僕の学費を支えてくれていたのに…
その期待に応えられなかったことが今でも心に引っかかっています。
医者になるという夢を共有していただけに、その裏切りは深いものがあったと思います。

そして、医学部を辞めてからの道のりは険しかったです。
新しい職業に就くための資格取得、実務経験の積み重ね。
全て自分一人の力で乗り越えなければなりませんでした。
今では一人前の電気工事士として、多くの現場で活躍していますが、色々なことがあったなと…
この仕事は、自分にとって本当に合っていると感じていますが、辛いこともたくさんありました。

しかし、両親への負い目は消えません。
彼らの期待を裏切ったこと、多額の学費を無駄にしたこと。
これらは時々、僕の心を重くするんです。
両親は最終的には僕の選択を受け入れてくれましたが、その優しさがかえって心を痛めます。

今は、この仕事を通じて両親に恩返しをすることを心がけています。
電気工事士としての自分なりの成功を築き、両親に誇れる息子になること。それが今の僕の目標です。

医学部を辞めたことは、人生の大きな転機でしたが、今はこの道を選んでよかったと心から思っています。



Posted by ひらぱぱ at 22:15│Comments(0)
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